グループリーダーによるワーク会を開催しました
相互尊重コミュニケーション®︎では、講座で学んだことを「知識」で終わらせるのではなく、「実践できる力」へと育てていくことを大切にしています。
その取り組みの一つが、受講生のグループリーダーによる定期的なワーク会です。
講義で学んだ内容を仲間と振り返り、自分の日常へ落とし込みながらアウトプットすることで、学びはさらに深まっていきます。
今回は、協会理事でもありグループリーダーを務めるえんどう有里さんが担当するグループでワーク会を開催しました。
今回のテーマは「境界線」
今回取り上げたテーマは、「境界線(バウンダリー)」です。
境界線とは、
「ここまでは私の領域」
「ここからは相手の領域」
という、自分と相手との間にある目には見えない心の境界線のこと。
相手を拒絶するためではなく、自分も相手も大切にしながら、心地よい関係を築き続けるために欠かせない考え方です。
ワークでは、
- 守れている境界線
- あいまいになっている境界線
- 本当は引きたい境界線
- 日常の中にある「〜しなければならない」
を一つひとつ書き出し、自分自身と丁寧に向き合いました。
「しなきゃ」を「私はどうしたい?」へ
今回、多くの参加者の心に残ったのが、「〜しなければならない」という思い込みを、「私は本当はどうしたい?」「私は何を選びたい?」という問いへ置き換えていくワークでした。
私たちは知らず知らずのうちに、
「相手をがっかりさせてはいけない」
「頼まれたら断ってはいけない」
「ちゃんとやらなければならない」
そんな”しなきゃ”をたくさん抱えています。
しかし、その積み重ねが、自分の本音を見失わせたり、相手の気持ちまで自分の責任のように背負ってしまう原因になることもあります。
相互尊重コミュニケーション®︎では、この境界線を「壁」ではなく、“しなやかな境界線”として捉えています。
自分だけを優先するのでもなく、相手に合わせ続けるのでもない。
お互いを尊重しながら、自分の気持ちや限界も大切にする。
その在り方を、日々の実践を通して育てています。
参加者の気づき
ワーク会では、参加者の皆さんからさまざまな気づきがシェアされました。
「こんなにも”しなきゃ”を抱えていたことに気づきました。」
「断ることは、相手との関係を壊すことではないと分かりました。」
「自分の気持ちを後回しにすることが当たり前になっていたことに驚きました。」
一人では気づけなかった思い込みも、仲間と対話することで新たな視点が生まれます。
だからこそ、アウトプットの時間は、講義と同じくらい大切な学びの場になっています。
学びを「できる」に変える実践の場
相互尊重コミュニケーション®︎では、「知ること」よりも、「実践すること」。
そして、「分かる」を「できる」に変えていくこと。を大切にしています。
講義で学び、ワーク会で振り返り、日常生活で実践する。
そのサイクルを繰り返すことで、コミュニケーションは少しずつ自分自身のものになっていきます。
受講生同士が安心してアウトプットできる環境があるからこそ、「できなかった」ことも、「次はこうしてみよう」と前向きな学びへと変わっていくのです。
これからも仲間とともに
「その”しなきゃ”は、本当にあなたの望みですか?」
この問いは、今回のワーク会を通して、参加者一人ひとりが自分自身へ投げかけた問いでもありました。
自分も相手も大切にできる「しなやかな境界線」を育てることは、自分らしく生きることにもつながっていきます。
これからも相互尊重コミュニケーション®︎では、講義だけでなく、グループリーダーによるワーク会や仲間とのアウトプットを通して、学びを実践へとつなげる機会を大切にしていきます。
一人では難しいことも、仲間とだから続けられる。
そんな温かな学びの場が、これからも全国へ広がっていくことを願っています。

