「ただ分かってほしかっただけ」― パートナーシップを変える”相コミュ”の力|相互尊重コミュニケーション®︎ パートナーシップ講座 開催レポート

目次

《第1期》第2回講義テーマ:自己表現

パートナーシップの悩みは、「相手が変われば解決する」と思われがちです。

しかし実際には、その奥にある”自分の本当の気持ち”に気づき、それを相手に伝えられるようになることで、関係性は少しずつ変わり始めます。

今回の相互尊重コミュニケーション®︎ パートナーシップ講座では、相コミュで大切にしている「自分も相手も尊重しながら、本音を率直に伝えるコミュニケーション」を実践を通して学びました。

相手を責める言葉ではなく、自分の気持ちを素直に伝えること。

頭では分かっていても、日常ではつい昔からの癖が顔を出してしまうものです。

だからこそ、日々の出来事そのものが最高の実践の場になります。

今回は、受講生のVivi Misaさんが体験された出来事をご紹介します。

Vivi Misaさん

Misaさんが今回の講義で印象に残ったのは、相コミュで大切にしている「自分も相手も尊重しながら、本音を率直に伝えること」でした。

講義の前日、日常の中でまさにその学びにつながる出来事があったそうです。

     

玄関に置かれたパートナーの靴を見て、思わず出てきた言葉は、「この靴どーするん」という一言。

言った瞬間に、「あー、またやってしまった」と心の中では気づいていたものの、本来伝えたかった言葉をすぐに出すことはできませんでした。

少し時間を置いてから、「ここにこんなに靴を置かれると、私は気持ちよくない。なので片付けてほしい。」と、自分の気持ちを伝えたMisaさん。

その「気持ちよくない」という言葉の奥には、自分が整えたい空間を乱された悲しさ。同じようにその空間を大切に思ってもらえないように感じた寂しさ。

そして何より、「私の想いを分かってほしい」という、素直な願いが隠れていました。

パートナーシップでは、相手を責めたいわけではないのに、気づけば責めるような言葉になってしまうことがあります。

本当は怒っているのではなく、分かってほしいだけ。
本当は責めたいのではなく、大切にしてほしいだけ。

それでも、昔からのコミュニケーションの癖や拗ねた気持ちが顔を出すと、自分の本音をまっすぐ伝えることは簡単ではありません。

Misaさんも、「頭では分かっているのに、実際になると昔からの伝え方の癖が顔を出してしまう」と、改めて実践の難しさを実感されたそうです。

       

そして翌日の講義では、まさにその出来事と重なるように、相コミュで大切にしている”自分の気持ちを率直に伝えながらも、相手を尊重するコミュニケーション”について学ぶ時間となりました。

あまりにもタイムリーな内容に、「リアルタイムすぎてびっくりしました」と振り返られていました。

Misaさんが主宰されているパートナーシップ講座では、「内面が90%」という考えを大切にされています。

だからこそ、内面を整えることに加え、人と人とのコミュニケーションを学ぶことが、さらに講座をアップデートするために必要だと感じ、今回学びを深められています。

自分の気持ちを責める言葉ではなく、「私はこう感じた」という形で伝えること。
相手を変えようとするのではなく、自分の本音を大切にしながら伝えること。

その積み重ねこそが、安心できるパートナーシップを育てていく大切な土台なのだと、改めて感じられた講義となりました。

      

▼渡辺佳菜のコメント
Misaさんのエピソードは、多くのご夫婦やパートナーに共通する場面ではないでしょうか。

本当は「分かってほしい」だけなのに、その想いをうまく言葉にできず、責めるような伝え方になってしまう。

でも、その瞬間に「あ、またこのパターンだ」と気づけたこと、そして時間を置いてでも自分の本当の気持ちを伝えられたことは、とても大きな一歩です。

相コミュでは、「相手を変えるために伝える」のではなく、自分も相手も尊重しながら、自分の気持ちを率直に表現することを大切にしています。

上手に伝えようとしなくても大丈夫。

大切なのは、自分の本音に気づき、それを少しずつ言葉にしていくことです。

その積み重ねが、お互いを理解し合い、安心して本音を伝え合えるパートナーシップへとつながっていきます。

相手を変えようとするコミュニケーションではなく、お互いを理解し合い、尊重し合える関係を育んでいくこと。

それが、相互尊重コミュニケーション®︎が大切にしている在り方です。

【今回のまとめ】

今回の講義では、相コミュで大切にしている「自分も相手も尊重しながら、本音を率直に伝えること」について学びを深めました。

Misaさんの体験からも分かるように、

「責めたい」のではなく、「分かってほしい」。
「怒っている」のではなく、「大切にしてほしい」。

私たちが本当に伝えたい想いは、その奥に隠れていることが少なくありません。

だからこそ、相手を変えようとするのではなく、まずは自分自身の本音に気づき、その気持ちを率直に伝えていくこと。

その積み重ねが、お互いを理解し合い、尊重し合える、安心できるパートナーシップへの第一歩になります。

相互尊重コミュニケーション®︎は、テクニックを身につけるための学びではなく、自分も相手も大切にしながら、より良い関係性を育んでいくための実践の積み重ねです。

第2回講義を終えて

パートナーシップは、一度学んだから変わるものではありません。

日々の暮らしの中で、何気ない一言を少し変えてみる。
責める代わりに、自分の気持ちを伝えてみる。

そんな小さな積み重ねが、お互いを尊重し合える関係へとつながっていきます。

相互尊重コミュニケーション®︎では、テクニックだけではなく、「なぜその言葉になるのか」という心の動きにも丁寧に向き合いながら学びを深めています。

自分を大切にしながら、相手も大切にする。

そんな温かなコミュニケーションが家庭の中に広がれば、夫婦関係だけでなく、親子関係や職場、人とのつながりも少しずつ変わっていきます。

これからも受講生の皆さんとともに、一つひとつの実践を重ねながら、「安心して本音を伝え合える関係」を育んでいきたいと思います。

今後の講座の様子も、ぜひ楽しみにしていてください。

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