思い切って申し込んだ先にあった、新しい自分との出会い

目次

新しい学びの場で、一歩を踏み出す

相互尊重コミュニケーション®︎
認定講師養成講座、
第4期の第1講義を開催しました。

新しい学びの場に飛び込むときは、
楽しみな気持ちと同時に、
少しの不安も生まれるものです。

「私に最後まで受講できるだろうか」
「仕事や家庭と両立できるかな」
「今、このタイミングで
 申し込んでよかったのかな」

とくに土日開催の講座では、
それぞれに仕事や家族の予定があります。

学びたいという思いがあっても、
現実との兼ね合いで
迷われる方も少なくありません。

第4期からご参加くださっている
松田未来さんも、
そんな思いを抱きながら、
お申し込みくださったお一人でした。

リアルタイムでの参加は
難しいかもしれない。

そう感じつつも、
「今の自分に必要なら、
 なんとかなりそうな気がする」と、
思い切って一歩を踏み出されたそうです。

そして迎えた初回講義当日。

お仕事の都合で
途中退出になるかもしれない
状況もあったなか、

さまざまな流れが重なり、
最初から最後までリアルタイムで
ご参加いただけたとのことでした。

「思い切って申し込んでよかった」

講義後にいただいたその言葉に、
私たちも胸があたたかくなりました。

「聞く」と「聴く」の違いに気づく

第1講義で扱ったテーマのひとつが、
「聞く」と「聴く」です。

日常では、どちらも同じように
使われることが多い言葉かもしれません。

けれど、
相手の言葉を耳に入れる「聞く」と、
相手の思いや背景にも心を向けて
受け取ろうとする「聴く」には、
違いがあります。

また、「共感」と「同感」も
同じではありません。

相手とまったく同じ意見に
なることではなくても、

「そう感じたんだね」
「そう思うほどのことがあったんだね」と、
その人の感じたことを
大切に受け止めることはできます。

相互尊重コミュニケーション®︎は、
相手に正しい答えを渡すための
コミュニケーションではありません。

相手の気持ちを置き去りにせず、
そして自分自身の気持ちも
置き去りにせず、

互いをひとりの大切な存在として扱うための
コミュニケーションです。

画面越しだからこそ、表情が伝えるもの

松田さんが講義を通して
印象に残ったことのひとつが、
聴く側の表情だったそうです。

Zoomのように画面越しで話すとき、
相手が無表情で反応も少なかったら。

話している側は、
「伝わっているかな」
「興味を持ってもらえているかな」と、
不安になることがあります。

対面であれば空気感や
ちょっとした動きから
伝わることも、

オンラインでは
見えにくくなることがあります。

松田さんは、
ご自身では頷きながら
話を聴くほうだと思っていたそうです。

けれど、
「口角を上げる」ということは、
あまり意識できていなかったと
気づかれました。

実際に意識してみると、
頬が痛くなったり、
どこか不自然に感じたりする。

毎日よく笑っているつもりでも、
思っている以上に
表情筋を使っていなかった

そんな率直な気づきも、
投稿に綴ってくださいました。

この気づきが、
とても素敵だなと思います。

「できていなかった」と
自分を責めるのではなく、

「私はそうだったんだ」
「では、少し意識してみよう」
と受け止めてみること。

それはまさに、
自分の味方でいることの
一つの形なのかもしれません。

小さな意識が、関係性をやわらかくする

口角を少し上げてみる。
相手の話に頷いてみる。

「それは大変だったね」と、
すぐに解決しようとせずに
受け止めてみる。

ほんの小さなことに
思えるかもしれません。

けれど、
その小さな反応があるだけで、
「ここでは話してもいいんだ」と
感じられる人がいるはずです。

家族との会話でも、
職場でのやり取りでも、
子どもの話を聴くときでも
同じです。

完璧にできなくて大丈夫。
いつでも笑顔でいなければならない
わけでもありません。

ただ、
「私は今、相手の話を
 どんな表情で受け取っているだろう」と、
ときどき自分に問いかけてみる。

その余白が、
関係性を少しずつ
あたためてくれるのだと思います。

第4期は、始まったばかりです。

松田さんのように、
それぞれの受講生の皆さまが、

ご自身のなかにある気づきを
大切にしながら
学びを重ねていかれることを、
事務局一同とても楽しみにしています。

学びとは、
新しい何かを足すことだけでは
ないのかもしれません。

すでに自分のなかにある
優しさや力を思い出し、
少しずつ使えるようにしていくこと。

そんな時間を、
これから皆さんと
ご一緒できたらうれしいです。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次